日々の酩酊戯言
打ち明け話を聞いてください 2005/06/04 11:36:59
今日は朝から涙ぐんでおります。

サッカー日本代表が勝ったからってのもありますが、何せ今、店内で「ニュー・シネマ・パラダイス」のサントラが静かに流れてるものでして。
巨匠、エンニオ・モリコーネの紡ぐメロディはボクの琴線に触れまくりでございまして。

この作品。
勿論、映画自体も好きなんですが、サントラがね。
もう最高なんすよ。
聴いてると、様々な思い出が胸に迫るのです。
若輩者ながら生意気にも半生なんぞを振り返ってしまいまして。
良いことも悲しいことも切ないことも一緒くたに頭を駆け巡るのです。
死んでしまったあの人や、好きだったあの子や、何処か遠くに行ってしまった友人や、少年の日々、青春の日々、つい昨日一昨日のこと、幼少時の風の肌触りや、海の色、空の色、沖縄の匂い・・・。

全てが優しい色に包まれてボクのココロを、胸をいっぱいにするのです。
ホント泣けてくるのです。


あまり人に話したことがないのですが、なぜボクがこの仕事を選んだかを此処に記しても良いですか。


あれは十数年前、ある雑誌に俳優「ジャン・レノ」のインタビューが載ってたので、ペラペラと何気なく読んだのです。

当時、彼の出演作「グランブルー」が大変話題になっておりまして。
小生、実はかなりこの作品が好きでございまして。
(当時、この映画を好きって言うのはちょいと恥ずかしいことでした。自称お洒落ガールはみんな好きでしたからね。今まで隠してたけどワタクシこの作品を劇場で5回観てます。)

この作品を切っ掛けにスターダムに乗り上げたジャン・レノですが、それまでは知る人ぞ知る無名の役者でした。
自分を取り巻く状況の変化について、彼はそのインタビューでこう述べてました。

「少年時代、ボクの髪を切ってた床屋だけはボクを認めてくれた。彼はいつも切りに行く度、ボクのことを褒めてくれた。『キミはイイ男だ』ってね・・・。」

ボクは感激しました。
人の髪を切ることにこんなにもロマンがあるとは・・・。
よし、やってみよう!!
誰かの勇気になる仕事をしたい!!


こんなボクにずっと髪を切らせてくださってる皆さん。
どうもありがとうございます。

皆さんがいつか老いて人生を振り返り、しみじみと写真を眺めるとき。
そこに写る若かりし頃の皆さんの笑顔とボクが切った髪。
想像すると嬉しいです。

飲んだくれで甘ったれなボクですが、今後ともヨロシクお願いします。
ボクは親愛なる皆々様のアルフレードになりたいです。


ニューシネマパラダイスのサントラを聴いてたら、柄にもなくそんなセンチな気持ちになりました。
でも、こういう時間がボクを救ってくれるのです。

今宵はパーティ。
楽しい仲間とグフフガハハで盛り上がります。
ボクが青春時代に愛したTHE POGUESの音楽と共に・・・。