日々の酩酊戯言
どうってことない話 2010/01/12 09:45:18
一週間ぶりに酒を飲んだ。
四杯ほど飲んだらクラクラし始めた。
でも、イツもの高揚感がない。
独りで飲んでいたからだろうか。
店で流れていたARBの“Just a 16”のせいだろうか。


この唄は十六歳の女の子が死んでしまう唄。
でも、なぜ彼女がそうなってしまったのかは、本当は誰も知らないし、解っちゃいないって唄。
僕も丁度十六歳の頃によく聴いていた。


この頃。
この唄に出て来る女の子も、現実にいる女の子も、同い年なのに僕にはとても大人に思えた。
いや、“大人”ってのは違うかな。
“完成”されてる…、そう思った。
キラキラしてて艶かしくて眩しかった。
ニキビ面の自分の顔。
ところ構わず沸き上がるリビドー。
醜悪で未完成な自分が嫌だった…。


この唄を聴いていたら、そんな気分が蘇ったんだった。
だから飲むのをヤメた。
帰宅してチャンネルを捲ってたらウトウトと眠気がやってきた。
イツの間にやらボクはそのまま寝てしまった。


目が覚めた。
この爽快な気分。
もう朝だろうと思ったが外は暗い。
んじゃ夜明け前なのだなと時計を見たら零時過ぎ。
愕然とした。
二時間程しか寝ていなかったのだ。
仕方ない。
また寝た。


夢を見た。
学生時代に仲違いし、そのまま音信不通になってしまった元友人が出て来た。
ボクらは思い出話に華を咲かせた。
あのとき、何故ボクらはすれ違ってしまったのだろうか…。
そんな話もした。
切っ掛けは些細な誤解だった。
薄汚いプライドが邪魔をして、タイミングを逃してしまったんだった。
ボクはこの機会にと仲直りを申し出た。
しかし、彼は浮かない顔。
ボクが差し出した手をジッと見つめている…。
そんな夢だった。


再び目覚めたら午前五時だった。
計七時間か。
いっぱい寝たな。
酒も抜けている。
暖かい時季はサイクリングに繰り出していたのだが、さすがに寒過ぎて無理。
特に今朝は寒かった。
と思ったら、天気予報によると、どうやら今日雪が降るかもしれんらしい。
どうりで。


さて本でも読むか。
読み途中の『世に棲む日日』(司馬遼太郎著)を読むにはちょいと頭&心が重いな。
って事で、ボクは先日購入した、"まだ旅立ってもいないのに"(福満しげゆき著)を手に取った。
胸にツキンと来る作品だった。
今のボクの心にジャストフィットスムースインだった。

この作者。
どうやら東村山に住んでるらしい。
(ボクの実家は東大和。学生時代は東村山駅を利用してた)
物語の舞台が近場だと解ると思い入れは深くなる。
もしかしてココはあそこかな…とか、ココ知ってるよ!とかね。
すぐ近くで暮らしている人が紡ぐ物語だと思うと、なんだろこう…。
ウマく言えないけど、なんだかグッと来る。



そんなこんなで只今午前九時。
今日はゆっくり休むとしよう。
レンタルしてる『路上のソリスト』でも観るかな。
『世に棲む日日』も次巻に進まなくては。
昼飯はお馴染み“煮込みラーメン”と洒落込むか。
晩飯には、近所のイカした古着屋 GREEN HEAVEN の店主に頂いた、豆腐を湯豆腐にして食べよう。

この豆腐。
専用の調理水で茹でるのだが、腰抜かす程美味しい。
トゥルントゥルンなのだ。
ボクの中で湯豆腐革命が勃発したもの。
二セット頂いたので残るは一セット。
今夜食べたら暫く食べられんってことか…。
う〜ん切ない!
店の場所を聞いて買いに行きたいぐらいだ。