俺のアディダス

数年前から仕事用にと愛用している adidas campus 。
今年はこれだねとずっと目をつけていたグレーを手に入れた。
これで何足目になるんだろうか。
ササっと記憶を辿ってみたが、五、六足目。
いや、六、七足目ぐらいになるか。
さっき、この日記用にと今使用しているオレンジとその前のネイビーと新品のグレーを三足並べて写真を撮ろうと思ったんだけど、悲しくなるぐらいオレンジとネイビーがボロっちくて撮るのをヤメた。
今後も adidas campus を履き続けようと今さっき決意しました。
なんかそういうのイイじゃないですか。
歴代のものを取って置こうかしら……なんて考えも一瞬頭を走ったがヤメた。
履けなくなったらさっさと捨てよう。
なんかそういうのイイじゃないですか。

こんなこと書いていると、それはもう竹原ピストルの “俺のアディダス ~人としての志~” を聴きたくなるのは当然至極なのです。
そして、今更ながら「え?これってもしかして?」とピンと来たんで調べてみたら、やっぱりこの曲はダウンタウンの松本人志さんに贈った歌だったのでした。
アディダスが好きな松ちゃん、このまま売れないんじゃないかと不安に苛まれていたときに、自身の映画『さや侍』の主題歌を歌って欲しいとオファーしてくれた松ちゃんのために書いた歌。
そうか、この曲のサブタイトルの「人としての志」ってのはそういうことだったんですね。
鳥肌立っちゃいましたよ。
こんなのシビれてしまうに決まってるじゃないですか。

 

そして烏滸がましくも、これからずっと adidas campus を履き続けるんだぜと決意した今年四十七歳になる床屋のおやじさんの想いとクロスオーバーさせてみたりしたりして。
ダウンタウンの松本人志さんに贈った歌といえば、THE HIGH-LOWS の “日曜日よりの使者” もそうでしたっけね。
どっちも格別イイ歌ですよね。
こんな素晴らしい歌を贈ってもらえるだなんてスゴいな。
しかも甲本ヒロトと竹原ピストル。
お金でどうこうなるもんじゃないですもんね。
スゴイな。
ホント凄いです。

 

今回手に入れた adidas campus のグレー。
サイズは27.5です。
店員さんに合わせてもらったんですけど、僕の足幅だとこのサイズがちょうど良いのだそう。
明らかに、つま先はスッカスカ。
でも横幅はジャストフィット。
体型と一緒ですな。
いつもの感じだと、次の履き替えの時期は夏前ぐらいか。
今度は何色にしようかしら。
死ぬまでに何足履けるかな。
ずっと履き続けるスニーカーを決めただけで、いろいろと楽しみが増えました。

 

それでは股旅。

 

《お知らせ》
十四日日曜日は、友人の結婚式に出席するため十四時半からの営業となります。
ご了承ください。

背中で語れる人間になりたい

あらためまして新年明けましておめでとうございます。
昨日から仕事始めとさせていただいております。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

新年となると、今年一発目に聴くのはこのアルバムだ!
とか、今年最初の店内 BGM はこれだ!
なんて鼻息荒くなるのが常だったのですが、小生も年を重ねたせいか、あまりそういうことにこだわらなくなってきてますね。
まだ六日だっつーのに、年明け一番最初に聴いたのってなんだっけ?ま、いっか!
そんな感じです。
何せ今年で四十七歳になるわけで、こうなるともう四十路ベテランです。
これが数年後には五十路ビギナーになるわけで、なんか世の中うまく出来てるな〜だなんて感じ入ります。

 

我が家はもう恐竜三昧な年明けでして。
ますます加熱する息子の恐竜ブームにてんやわんやなわけです。
新年早々、元旦から恐竜のおもちゃを買いに行き、二日には、あの
DINO-A LIVE を地元で堪能し、その後も何かにつけ恐竜キョウリュウダイナソーなわけです。
我が息子ながら、その探究心には感心するばかり。
図鑑を見てても「漢字も全部読めてるんじゃ?」と思うぐらいにどの恐竜の名前も食性も全長も覚えているから瞠目してしまいます。
このまま昆虫 & 恐竜大好き小僧として駆け抜けるのか。
それとも、他の何かに興味が移ろうのか。
全く予想出来ません。

 

何かの本に、
子供が同じ種類の図鑑ばかり欲しがると、どうしても親は偏って欲しくないなと他の図鑑を与えてしまいがちだが、図鑑と言っても出版社によってアプローチの仕方が全然違うのだから、何冊も出版社別で(例えば恐竜の)図鑑を与えてもイイんだぜ!
と書いてあったので、小生はそれを鵜呑みにして、二冊目の恐竜図鑑を選ばせました。

 

これが吉と出るか凶と出るかだなんて、絶対「吉」しか出ないと信じております。
そういえば、小生が引いたおみくじは「中吉」でした。

『苦しい事、つらい事、悲しい事、凡てが神様から与えられた試練である。
過去を振り返り、自己の行為を反省し、心をみがき、誠心をつくして、家庭を守り仕事を大切にし、ただひとすじに神様を大事にすればそこに新しい道が開けます。』

だなんて書いてあって、中吉の割にはハードボイルドだぜ……
と一瞬思ったけど、当然至極良いことばかりが書いてあるわけで、これも啓示だなと飲み込み受け入れようと思いました。
一生従っても良いぐらいの神様からのメッセージだなと。
そう感じ入りました。

 

そんなわけで、今年も頑張ります。
ともかくもう、頑張るしかないわけです。
2018年は、運動不足解消!それと新たなる挑戦!
この二大テーマに即して日々暮らしていければなと願っております。

それと背中で語れる人間になりたいですね。

 

重複しますが、今年もくれぐれもどうぞよろしくお願いいたします。
ともあれ、店に来ていただきたい。
そこに高崎哲平がいますんで。

 

2018年1月6日
DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 高崎哲平

迎春

拝啓、親愛なる皆皆様。
明けましておめでとうございます。

旧店舗ありし新所沢を出でしより二年半あまり、月日の経つのは早きものであります。
思い起こせば旧年中は恥ずかしき事の数々、今はただ反省の日々を過ごしております。

皆皆様方には2018年もよろしく御指導御鞭撻くださいますよう、向後万端ひきたって、宜しくお頼み申します。

末筆ながら所沢市三ヶ島にて、貴方様のご幸福を心よりお祈り申し上げます。

DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 高崎哲平 拝

年の瀬にぼんやり思うこと

おはようございます。
今年もいよいよ残り二日。
我々理髪師の仕事も大詰めとなりました。
DOODLIN’ BARBER SHOP は例年通り、明日大晦日までの営業ですが、それを言うとお客さんから「頑張りますね〜」と驚きの言葉を頂戴することが多い。
自分としては当前のことなのですが、まぁ確かに誰かに『お前、大晦日まで仕事な!』と命令されてたのなら嫌ですね。
大晦日までやると自分で決めたから何も苦ではないのです。
自分で決めて自分でやるのが普通になっているから、何かズレているのかしらん。
これまた例年通りなのですが、さすがにちょいと疲れがたまって来ている気がします。
年末特有の謎のテンションアップで乗り切りますが、終わった瞬間バタンキューとならないよう気をつけねばですね。
この年末に痛感しまくっているのは、己の運動不足。
肩や背中、腰がガッチガチに凝り固まっているのも、全て運動不足が原因ですね多分。
来年は積極的に運動して、体重も幾分落としてシャープになりたい所存であります。
画像は近頃恐竜に夢中な息子がティラノサウルスのボディにトリケラトプスの頭をすげ替えたものです。
この何とも不穏な不安感を増長させるシルエット。
太古の昔から、何事にもバランスってのものがあったのだなとしみじみしました。
さてと。
んじゃ、あと二日駆け抜けます。
DOODLIN’ BARBER SHOP 店主  高崎哲平

すべてはALRIGHT (YA BABY)

「サンタさんはどうして僕にもプレゼントを持って来てくれたのかな〜」
不思議そうに息子がそう言うのです。
息子的には、自分の誕生日は三月なのにな……
ってところがこの疑問の出発点。
誕生日とクリスマスの違いってのは、どう言えば良いのでしょうかね。
息子と暮らす日々は、物事の根元について考えさせられる疑問を思いっきりぶつけられる日々であります。
昨日のおやつにフライング気味に食べたクリスマスケーキも、妻ちゃんの手料理も、朝起きたら置いてあったサンタさんからのプレゼント(恐竜のおもちゃ)も、今日のランチも、ムシキングも、全てが最高だったぜ……
そう満足気に呟いて、先ほど息子は眠りにつきました。
クリスマスってのは、良いもんですね。
この年齢になって、その思いはさらに強まるばかり。
毎年恒例の妻からのさりげない贈り物は今年も最高に粋でしたし。
ホントまあ、すべてはALRIGHTです。
さてと。
こうなると、今年も残り一週間を切ったわけで、心地よく気合が入ってくるわけです。
ありがたいことに、ご予約もだいぶ埋まって来ておりますし、今年のうちにサッパリしたいんだよねって方はお早めにご連絡ください。
チチンプイプイと制作したDOODLIN’ BARBER SHOP ORIGINAL PARKA 2018 も明日業者さんの方から発送されるみたいですし、なんかこう盛り上がって来ちゃいますね。
年内は大晦日まで。
年始は五日からの営業となります。
どうぞヨロシクです。
DOODLIN’ BARBER SHOP 店主