近頃、どうにも本が読めていない。
読みたい本がたくさんあるのに本が読めない症候群に陥っている。
理由は明白で、何しろ映画やらドラマが面白くてしょうがないからだ。
「映像を観る」から「文字を追う」。
このスイッチの切り替えが難しい。
かつ自分の中の“感じる心”のキャパシティが狭くなっているのも痛感している。
いつかナイスなタイミングで切り替えが出来たらと願っている。
読みたい本、読まなきゃならない本はたまる一方なわけで、この好奇心の旺盛さは自賛したいところだが、まぁバランスをとっていくしかないのよね。
音楽は聴けている。
まったく最近の音楽は……だなんて、隙あらば言いがちになってしまうポンコツだが、要は自分が知らないだけなのよね。
THE LUMINEERS の新譜なんて最高だもんな。
VULFPECKの新譜もいい。
聴かず嫌いなだけだった Vampire Weekend もサブスクのおかげでどっぷりとハマるくらい好きになった。
リリースから20年の時を経て初アナログ化された松永孝義さんのアルバムもたまらなく良い感じ。
そう言えば、松永孝義さんが亡くなられたのって確か54歳だったのよね。
順調に行けば、私もあと一ヶ月半で54歳になるわけで、なんだか愛聴すべきタイミングだったのかもしんまい。
本は読めてないけども、映画 & ドラマ(今は『ゼロデイ』)は観られているし音楽も聴けている……
それなら充分じゃないか!?
と思うようにしよう。
欲は張らないでいこう。
股旅。