今こそ必要なもの

気になっていた『おおきなかぶ〜』(ガタロー☆マン著)を読んだ。
大笑い、後、ジワジワと感動が押し寄せて来た。
大袈裟な物言いに聞こえるかもだが、今の窮屈な世の中(コロナ禍であろうとなかろうと)に必要な何かがココには描かれているぜ!と感じた。

『珍遊記』や『地獄甲子園』で知られる漫画家 “漫☆画太郎” が、「ガタロー☆マン」名義で描いた ‘笑本 おかしばなし’ である。
この『おおきなかぶ〜』は二作目で、一作目は『ももたろう』。

これはもう『ももたろう』も読まねばならないと強く思った。
きっとそこには、また私の心を笑震わせる何かがあるはずに違いない。
コンセプトは「悲劇は喜劇に、喜劇は超喜劇に!」だと聞き、そこにも震えた。

今、子どもたちにも、自分にも、大人にも、世の中にも必要なのは “笑い飛ばす力” なんじゃないか?どう?

と密かに思ってたところだから、マイハートにジャストフィットスムーズインしたってわけだ。
そこの「最近ちょっと元気ないかも……」と思い込んでいる貴男貴女、この本を手に取ることをオススメする。

同じように、今のこの鬱屈としたWORLDに必要な何かがあるぜ!とビンビン感じたのが、ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによるシルク・ソニックの新曲 “Skate” だ。

これはもう、DOODLIN’ BARBER SHOP の今夏のテーマソングにしなくてはと鼻息荒くなるほどの名曲。
これまた何だか泣けるのです。
その底抜けのハッピーさ加減に涙が出そうになるのです。
急に敬語にさせてしまうパワーもあるのです。

その向こうにあるもの

ぼんやりTVを眺めてたら

「好きな映画は?」と訊かれて、いつも答えに窮するのです。
ベストな答えは何ですかね?

とタレントさんが話してて、確かにそうだな……自分だったら何と答えるのがイイかな……と考え込んだんだった。

「う〜ん……オレだったら何がイイかな?」

と妻さんに訊いたら

「マッドマックスじゃない?」

と即答されて「それだっ!」と思った。

まさにベストアンサー!
あくまで自分的にだが、妙にマニアックなものを言うより、やけにメジャーなものにするより、ベリー最高にちょうどイイ塩梅のチョイスと言えるのではないかな。

パパパッと頭に浮かんだ『ノーカントリー』とか『イングロリアス・バスターズ』とか『ファイト・クラブ』とかを出したら、さては頭おかしいんじゃないか?略してアタオカ?と疑われそうだし、

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』とか宣ったら、はは〜ん、イイ人と思われたいんだね?ごっつぁんです!と思われるだろうし、『アンダーグラウンド』なんて言ったら、狙い過ぎだしね。

『マッドマックス』
五十歳、健康優良不良中年としては、これが名答だなと。
全てがちょうどイイ具合に収まるもんな。

カッコつけてる感じもないし、実際少年時代から大好きだし、今観ても何度観てもズキズキワクワクするし、ちょっとバカそうだし、そのふざけたパンキッシュなテンションも、自分が他者にそう思われたいって意思が加味されているってのも感じる。
これだな。
うん、これだ。
これしかない。

で、八歳息子にも是非観せたいんだぜ!
と鼻息荒くなってたのだが、冒頭から無情の「R-15」の文字が踊ってて、歯が全部抜けた。

窮屈だな……

寒い時代だとは思わんかね。
その向こうに面白い何か、ワクワク興奮させる何かがあるのに、どんどん壁が作られていく。

しょうがないからパンク聴くわ。 

マンダラートやらを作ってみるかな……

只今、絶賛大活躍中の大谷翔平選手。
彼が高校生のときに作成したという「目標達成マンダラート」を拝見したのですが、あれは鳥肌ものですね。

ああいうものを作った時点で、もう目標が達成出来てしまっているのでは……と思いました。
その心意気というか、メンタルの方向性というか、なんちゅうか本中華。

で、私の場合はですね。
目標を達成するためのものではなく、自分を構成する曼荼羅を作ってみたらどんな感じになるかな……と考えてみたんです。
薄ぼんやり頭の中に浮かんだのは、音楽と本で構成されたマンダラート。

大好きなレコードのジャケットと愛読書の表紙で曼荼羅を作ったら、自分という人間、その過去、その未来までもが描けるんじゃないか?どう?と思いました。

いや、それを作ったからってどうにもなるもんじゃないんですけど、そういう自身を見つめ直す行為って大切だと思うのです。
特に五十歳ともなるとですね。
たまにそういうことやって、ああそうだよね、そうだった!そうだった!
と自分を識るって必要だとまでは言いませんが、なんだか気持ちが良いもんなんです。
自分を肯定出来るような気がして。
もしかして勘違いかも知れないんですけど、別にいいんです、それでも。

こういうこと書いていると「相変わらず自分大好きだね〜」と揶揄されそうですが、自分が嫌いってわけでもないし、かと言って自分が好きってわけでも全然なくて、出来たら自分を嫌いにならないようにしたいよな〜って思いが強くてですね。
結婚して、妻さんがそばにいてくれるようになって、息子がいるようになって、その思いはさらに強まるばかりでして。

誇りに思ってとまでは言いませんが、恥ずかしいと思わないで欲しいんですよね。
このウツボ野郎の床屋のオッサンの存在を。
で、そのために自分を識りたいんだぜってわけです。
まずはそこからだぜってわけです。

青すぎる空

見事な梅雨明け。
待ち焦がれていた夏空を拝めました。
いと気持ち良し。 

空き時間、『EVOL』(カネコアツシ著)が面白すぎて貪り読んでいたら、何やら店入り口ポーチに気配を感じる。
実は朝からずっと変な感じがあって、変な音も聞こえたしザワザワしてたんですよ。
でも、外に出ても誰もいないし変だな〜って瞬間、デッカいトカゲを発見! 

と思ったらヘビだったから腰が抜けた。
こりゃ写真撮らなきゃと急いでスマフォンを取ってきたのだが、恥ずかしがり屋さんなのかしら。
ポーチとステップの隙間に隠れてしまっていました。

顔は撮れませんでしたが、蠢くボディを激写。
画像検索して見比べてみたところ、どうやら青大将のようです。
しかも、かなり大きい。

ヘビは、本能で安全な家を見分け、住み着くそうで、家の守り神とも言われるそう。
これは吉兆かしら。
だと良いな。

そろそろ学校から帰ってくる息子にこの素敵な報せを教えるべきか迷うところ。
だって息子は絶対「捕まえる!」と言い出すに決まっていますからね。

でもやっぱり教えないのは可哀想なので、報せます。

で、蛇は家の守り神だから、そっとしておこうねと伝えてみます。

灼熱と遠雷

ひょっとして梅雨よ、もしや明けたのか? 

と思わされるような灼熱の中せっせと草むしり&芝刈りに励んだ。 

頭にはあれだ。
今、巷で史上最効と囁かれている虫除けグッズを装着したのは言うまでもない。 

で、その効果はどうだったのかと言うと、半袖半ズボンだったにも関わらず、虫刺されは一切ナッシング。 

これがたまたまなのか、効果を発揮したからかなのかは、次に使用するタイミングでハッキリすることだろう。 

ほら、あれだ。
二人に同じことを言われたら、それは本当のことだって話があるじゃないですか。

「キミはナイスガイだ」と二人から言われたら「え!オレってナイスガイなんだ!」と思って良し、一人だったら「ぬ?ほめ殺しか?まさか?」と疑うべし!ってあの話だ。 

まぁ何が言いたいかっつーと、たまたまは二回続かないぜってことだ。
次回、虫に刺されなかったら、オレはこの虫除けグッズを信じるぜってことさ。 

なんて、しょうもないことを書いてたら、遠くから雷鳴がかすかに聞こえてくる。

遠雷……イイ響きだ。
好きな言葉だ。
遠雷と言えば立松和平の小説だな。
あれ、まだ読んだことないから今度読んでみよう。
こういう流れに乗ったとき、何かイイこと起こるのよね。

股旅。