The Endless Summer

おはようございます。

 

 

月曜日から昨日まで、お休みを頂戴して妻さんの故郷に行って参りました。
なぜかいつも、あちらに行くと二十一時くらいには眠くなってしまう不思議。
でもそれが、こちらに帰ってくると二十三時になっても全然眠くならない不可思議。
その非日常が英気を養ってくれるのでしょうね。
とても良い夏期休暇でした。
ありがとうございます。

 

 

妻の故郷には、義父さんの精魂が込められたガレージがありまして。
それはもう、男の夢がギッシリと詰め込まれたような場所でして。
あちらに行くたびに、そこを覗かせていただくことが楽しみであり、大いなる刺激になるのです。
それを近頃は、我が家の五歳の息子に見せることに重きを置いておりまして。
幼少時から良いものを見る、カッコイイを体感する、本物に触れるって絶対確実に大切なことだと思うのです。
夢中になって、ガレージ内を闊歩する息子の姿に、彼の輝ける未来を重ね見ている親バカが、この私なのです。

 

 

さて。
楽しかった夏季休暇もひとまず終わり。
今日からまたステキに仕事開始なわけです。
ありがたいことに、金土日とほぼ満席御礼。
ガッシガシ働かせていただきます。

 

 

いろいろ書きたいことがありましたが、息子が起きて来たので、ひとまず退却。
彼の夏休みはまだまだ続きますからね。
それを思うと、ほんのちょっとだけ気が遠くなります。笑

 

 

それでは股旅。

 

 

DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 拝

心のガソリン満タン良い感じ

先ほど、ゴミ出しの準備をしていたら外で何やら物音がするので出てみると猫が二匹いて、僕の登場に驚いたのかスゴい形相でシャー!っと牙を剥かれました。
そこからさらに一歩踏み出したら、サーっと一目散に逃げて行きました。
何だか悪いことしちゃったかなぁ……と我が家の敷地内なのに意味不明な罪悪感に襲われております。
何なのこれ?

 

 

というわけで、おはようございます。
謎の進路を辿った台風が襲来しましたが、ひとまず猛烈な酷暑はひと段落。
あれがピークであることを切に願うばかりなのですが、まだ七月末だっつー現実に気が遠くなります。
梅雨明けが異常に早かったせいで今年の夏は長い長い。
もう一発、あの酷暑がやってきたらと思うと身震いしちゃいますが、それでも冷夏よりはましかなと思ってしまうから人の心ってのはまっこと不思議なものです。

 

 

というわけで、DOODLIN’ BARBER SHOP は本日より四日間夏季休暇を頂戴いたします。
夏休みの課題図書は、『田園発港行き自転車』(宮本輝著)と『邂逅の森』(熊谷達也著)。
夏休みの課題音楽は、マンフレッド・マンを熟聴しようと思います。
いつか、この酷暑を懐かしく思い出すとき、マンフレッド・マンがBGMになるっつー魂胆です。
シャレオツです。

 

 

夏期休暇が明けましたら、新型バッジとステッカーの制作に入ります。
これらはご来店いただいた方々にプレゼント出来たらと考えておりますので、どうぞもらってやってください。

 

 

三日(金)からは通常営業、四日五日の予約も既に入って来ておりますので、ご予約はこの夏季休暇中も受け付けておりますのでお早めに。

お盆も通常営業いたしますので是非とも!

 

 

さてと。
強烈に積極的に休みましょうかね。

 

それでは股旅。

 

 

DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 拝

何もかもが大いに結構

ずいぶん前。

 

 

某ドキュメンタリー番組を見てたら、“7歳の頃から街中で日産のマーチを見かけたら数を数えているんです……” と言っている19歳の学生が出てて、“今、7万×××台なんです……” だなんて言うもんだから、胸に何かグッと込み上げるものがあった。

 

 

1日2日だったら、そんなことをした記憶もありますが、それが十二年も継続しているともなると気が遠くなる。
でも、それが羨ましいと思った。
人が到底出来ないことを頑張るでもなく努力するでもなく、それといった意味合いを持たせることもなく継続させる。
そんな物事を七歳で見つけられる感性。
ある意味、陳腐な物言いになるが “天才” なのだろうなと思った。

 

 

彼は、この番組でインタビューを受けた場所に毎日毎夜のように通っていて、大学に入ってからそこに何時間いたかを記録しているとも言っていた。
インタビュアーが「楽しい?」と訊くと「バイトもしてないし、楽しいことも何もないんで……」と応えていて、「まだ十九歳、可能性はたくさんあるじゃないですか?」と言われると「と言うのは今、僕が可能性を潰しているということですか?」と返していた。

 

可能性ってなんだろうか……

 

学生は続ける。

 

「周りを見ていてどう感じたり……他人が他人に合わせるために、自分を頑張って取り繕っているように思います……」

 

なんだか、この言葉がとても響いたんだった。
十九歳の青年の言葉に心動かさられる……大いに結構だと思う。
テレビって面白い、そうあらためて思わせてくれた青年であり番組だった。
テレビの可能性を感じた。
と同時に可能性ってなんなのよ?って青臭い疑問符も生じた。
何もかもが大いに結構だ。

 

 

そう思った。

Summer Time Blues

相変わらずの連日の酷暑っぷりに気が遠くなりそうな日々ですが、皆さんいかがお過ごしでSKA?
過信は禁物、こまめな水分補給を心がけましょうね。

 

 

私の脳内ではエンドレスで Summer Time Blues が幻聴のように鳴り響き続けています。
Summer Time Blues と言っても渡辺美里さんのではありません。
エディ・コクランのオリジナルも、The Who のカバーもイイですが、私の脳内で鳴り続けているのは RC サクセションのそれです。

 

 

これだけの猛暑ではありますが、電力の方は大丈夫なのでしょうか?
震災後には電気予報とかやっていたのに、このままじゃマズイぜと不安を煽っていたのに、いつの間にやらそんな話は何処へやら。
先日のW杯での対ポーランド戦終盤のパス回しもベルギー戦で素晴らしい試合をすれば不平不満も何処へやら。

 

いろんなことがウヤムヤになっているぜ……
とぼんやり思う Summer Time Blues。

 

聞けば、この所沢市内で冷房が備えられている小中学校はたったの二校らしいですね。(入間基地発着の航空機の騒音で窓を開けての授業が困難と判断された二校だそうです)
私の幼少時の暑さでしたら、冷房なしでも余裕で耐えられる夏だったと思うのですが、昨今のそれは殺人的なもので、いやいやそれは無理でしょと呆れたもんだぜ Summer Time Blues。

 

あんな暑いところにいられないぜ!
と登校拒否しているコも絶対いますよ。
市内の全校設置となれば、それはもう結構な予算を組まなければなんでしょうけど、大人の事情もあるのしょうけども、それよりこれいらないんじゃね? と素人ながら思うことがいっぱいあるような気がするようなSummer Time Blues。

 

天気予報によると、今日はさらなる灼熱地獄になるそうです。
久しく雨も降ってないな。
雨が降らないとカットしに行けないんですよと嘆いていた農業従事者のお客さんはどうしているだろうか……

 

ともかく、ちょっとした非常事態なんじゃないかと感じる今日この頃。
おそらく、私が生まれてから過ごした四十七回の夏の中で、今年が一番暑い夏になるでしょうね。

 

 

それでは股。

心のないやさしさは 敗北に似てる

灼熱の日々が続きますが、皆さんお元気ですか?
私はどうにか元気です。

 

 

ふと思い出したこと。
あれは私がまだ中学生ぐらいだった頃。
よく父親にビデオをレンタルして来てくれと頼まれました。
これといったタイトルを指定するのではなく、アクションのコーナーにあるものを適当に二、三本選ぶべしとの指令。
以前借りたものだったら、店員(父行きつけの店だったのだ)がちゃんと指摘してくれるから大丈夫とのこと。

 

何でいつもしょうもないB級感溢れるものばかり観ているの?

 

と父に訊いたら、

 

何も考えなくて済むのがいいんだよ……

 

と、この頃五十代前半だった父は言っていました。

 

 

そんなものなのかなぁ……と私はシックリと受け止められなかったのですが、四十路半ばも過ぎた今ならちょっとだけ父親の心情がわかるような気がします。
これでもか!と問題提起されるものより、ライトに気楽に気軽に観られるものを選びがちに、いつの間にやらなって来ていますもの。
思考も嗜好もファッションもライフスタイルも人付き合いも、何もかもシンプルな方向性のものを選びがちになって来ているのを感じますもの。
これって何でなのでしょうかね。
どこかに答えが書いてないかしら。

 

 

などと言いつつ、今年の夏の課題図書に選んだのは宮本輝の『田園発港行き自転車』に上下巻。
まだ小説はヘビーな方がイイですね。

 

 

さてと。
THE HIGH-LOWS の『青春』でも聴くかな。
時折、無性に聴きたくなるのですよ。
こんな暑い夏ならなおさらに。
昼下がりの空き時間なんてなおさらに。

 

 

股旅。