素敵なお知らせ

おはようございます。

 

久々に新しいデザインのオリジナルTシャツを作ろうじゃないかと思い立ち、尾道在住のデザイナー長友くんとせっせと連絡取り始めて数ヶ月。
やっとデザイン、色味、その他諸々が決まってきました。
どうにか今月末、もしくは来月頭には出来上がるような感じです。

 

ババーンと「DOODLIN’ BARBER SHOP」の文字を胸にって思いは当初からあって、じゃあどんなロゴにするかと思案してたら、これこれこれなんだよ!と思えるのが出てくるから面白い。

 

Art Blakey And The Jazz Messengersの『At The Free Trade Hall 1961』のジャケットを見てピピーンと来まくったボクは長友くんにすぐさま画像を送り「この感じで『DOODLIN’ BARBER SHOP』と描いて欲しい!」と依頼し、その数日後、長友くんから届いたものを見て再びこれこれこれなんだよ!と興奮させてもらいました。

 

説明しなければ、なかなか元ネタが JAZZ だとは気づけない感じってのがまたイイ。
そうなると、いちいち「これはですね〜」なんつって説明出来るわけで、そういうのが大好きなボクにはこの上なくジャストでフィットなデザインなわけです。

 

となると。
そんな気に入っているのなら、これをステッカーとバッジにもしようじゃないかと思いはじめるのは必然なわけです。
来月でココに移転して三年になりますし、じゃあ常日頃 DOODLIN’ BARBER SHOP を支えてくださっているお客様方にもれなく差し上げようじゃないかと。

 

そういうわけで、ご迷惑でなければステッカーとバッジをもらってやってください。
Tシャツの価格、色味、リリース時期などが判明次第、あらためてお知らせいたしますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 高崎哲平

そのさりげなさに憧れる

怒涛のGWも終わり、んじゃそれでは恒例のアレをって感じで裏庭の草刈りを始めました。
電池が一回の充電で十五分しか持たず、今再度充電しながら、その合間にこの日記を書いております。
写真は裏庭から望む DOODLIN’ BARBER SHOP。
また違った表情を魅せてくれるのです。

 

今の気分、こんな時間にジャストフィットする音楽は何かなと数秒思案して、Jellyfish にしました。
近頃、何かとNeil Young を聴きがちなニールヤンガーと化していたので、今日もまたニールでヤンガーな感じでと行きそうになったところで、Jellyfish で回避。
どうでもいいことを書いているかとお思いでしょうけども、これって結構ボクの中では重要なことでして。
下手したら、今日一日の気分を左右しかねない事案なのです。
だから書きました。

 

そういえば、先日さりげなく誕生日を迎え、さりげなく四十七歳になりました。
妻さんから、これまたさりげなく誕生日プレゼントを頂戴したのですが、そのチョイスがまた秀逸。
『遊歩大全』『クシュラ奇跡』と云う二冊の本。
このどちらもボクが鼻くそほじりながらボンヤリ生きていたら、まずで会えなかったであろうものでした。
それが配偶者からもたらされ、しかもそれが良いものだって素晴らしいことだなと思うのです。
それじゃあボクもと思って、いろいろ思案してボクからも妻にプレゼントしているのですが、妻ほどのインパクトを与えることは出来ずじまいなのです。
そもそも考え過ぎ、狙い過ぎなのでしょうね。
妻の持つ爆発的なさりげなさに憧れながら、このまま歳を重ねて行こうと思います。

 

『遊歩大全』は、ボクは密かにトレッキングに憧れていたことが妻にモロバレだったってことなのでしょうか。
心と体と時間と懐の余裕が出来たら、是非ともはじめたいと思っていたので、この本はグググイと背中を押してくれることになるでしょう。

 

『クシュラの奇跡』は、息子の絵本をチョイスする際に、どうしてもボクの我が参入しがちだったので、それをググッと踏みとどまらせ、息子のためになるであろう本を純粋に選ぶことが出来るようになる手助けをきっとしてくれることでしょう。

 

本は良いですよ。
人生や生活を変えてくれる……とまでは言いませんが、潤いは与えてくれると思います。
その内容がハードなものでも残酷なものでも悲しいものであろうとも、本は思案する時間を与えてくれます。
いや、ちょっと違うかな。
思案する時間を作ろうって気持ちにさせてくれます。
いや、それもちょっと違うか。
そんな気持ちになってもイイかなぁ……ってチャンスを与えてくれることでしょう、多分きっと。

 

本を贈るって良いかもです。
自分が心動かされたから同じ思いを抱いて欲しいと贈るのもありですが、その人が感銘を受けるであろう本を選ぶってのも楽しいです。
気分的には、岡村ちゃんの名曲『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』の感じですかね。

 

そんな思いを込めて今度はボクが妻に本を贈ろう。
無難なチョイスではなく、あくまで攻めに徹したチョイスで。

 

 

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イイ予感がムンムン

『街で DOODLIN’ のTシャツを着ている人を見かけた』

 

『店に DOODLIN’ のステッカーを貼っていたら「あっ!」って感じで反応している人がいた』

 

そんなありがたい報告が、ここ最近次々と寄せられているのです。
でも、その方々の風貌などを聞いても、それが何方なのか皆目わからない場合が多くて、それがまた面白い。
自分の預かり知らぬ場所で、自分の店が一人歩きしているような気がして、なんだか嬉しくなるのです。

 

時には、バッタリ同じTシャツを着ている人と街中やショッピングモールやうどん屋さんで出くわすこともあるそうで、そこでお客さん同士が挨拶を交わすわけではなく「お!行ってるね!あの変な床屋に!ニヤリ」と思い合ってすれ違ったりしているのだろうな……などと妄想してボクもニヤリとしてしまうのです。
なんか、そういうのって特別格別な邂逅ですよね。

 

邂逅……わざわざ難しい言葉を使いたがる年頃なんです。
その意味を調べると「思いがけなく会うこと。めぐりあい。」とあります。
めぐりあいと表現するより、邂逅と表す方が、なんか微妙なニュアンスが伝わるような……そこに何か特別な意味が生じるような……そんな気がするのは全て思い込みなのでしょう、多分。
でも、思い込みって大切ですよね。
はたから見たら甚だ痛々しかったとしても。

 

そんなわけで、近々新作 DOODLIN’ BARBER SHOP ORIGINAL TEE の発表が出来ると思います。
シンプルで、とても良いものが出来そうな予感ムンムン。
お楽しみにしていただけたら幸いです。

 

さてと。
今日もいい仕事が出来ますように。

 

DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 拝

その感覚だけが道標

おはようございます。

 

近頃、早寝早起き感 が加速しています。
ついでに生まれて死ぬまであっちゅう間感、光陰矢の如し感 も加速しております。
あれよあれよのエブリデイ。
それすなわち日々充実しているのではないかと。
そんなことを薄ぼんやり考える休日の早朝です。
先ほど、ちょいと夜明けの散歩と洒落込んだのですが、満月が実に見事でした。
あの絶対写真には撮れないんだよな感 が素晴らしい。
写真には写らない美しさ感 がありました。

 

休日だから、ゆっくり寝る感覚ってのがとんとなくなりました。
むしろ、休日だからこそ早起きしたい。
二度寝は確実に気持ち良いのだけれども、もったいないからもう起きてしまう選択を迷わずする。
いつの間にやらそうなっていました。
このいつの間にやら感 も最近やたらと加速しているのを感じます。

 

今、この日記を書きながら聴いているのは、Dan Auerbach の “Waiting On A Song” で、この早朝に聴きたいよね感 がまた素晴らしいのです。

また宝物が増えた

先日、キッズ用補助椅子として入手したスケートボード。
それなら友人で画家のアラヤンに描いてもらおう。
さすれば世界で一つの素敵なスケボーになるに違いないぜと手渡して一週間ちょい。
一昨日にアラヤンから無事仕上がったぜとの報告を受け、本日開店前に受け取りに行ってきた。

 

出来上がったものを見た瞬間に身体中に電撃が走った。
特にコレと言った注文をしたわけではないのに、そこにあったのはまさに理想としてたものだったからだ。

 

アラヤンがそれだけのものを作ってくる。
こうなることは半ば予想は出来ていた。
だから、注文時に提示したギャランドゥに少々色をつけて用意したはずなのに、それでもこれじゃあ足りないぜと恥ずかしくなったんだった。

 

二十数年前に出会い、いろいろ様々な交流をしてたからこそ、ここまで痒いところに手が届きまくるものが描けたのだろう。
アラヤンは、ボクと店を見つめ続けてくれたのだ。
どうだい?
音楽が何処からか聴こえて来るような、そんな気がしないか?
こんな友人がいてボクは誇らしいよ。
そして凄いよ、キミは。

 

アラヤン、どうもありがとう!