読書のすゝめ

ここ最近、二冊連続で心の奥底まで激情が染み渡るような本が読めていたので、すわこのまま読書モードに突入か!
と思いきや、三冊目でウンジャラゲ。

今頑張って四十ページほど読んでいるのだが、今にもギブアップしそうなのである。
まず、文体のリズムが合わない。
そして、世界観が好みじゃない。
さらに、登場人物全てがいけすかないっつー三重苦。

読み始めてすぐに気づいてはいた。
この本は私に何ももたらしてはくれないということを。
下手したら、たった数行読んだだけでわかってしまうときすらある。
あ、このリズム心地良くないって。
こうなるともう、内容とか展開も関係ない。
リズムが合わないってだけで読めなくなるのだ。

人の好みって面白い。
私がウンジャラゲと思ってしまう作品が、どこかの誰かは大好きだったりする。
私が到底耳を傾けなさそうな音楽が、どこかの誰かの救いになっている。
私が観ようとすら思わない映画が、どこかの誰かにとっては生涯忘れられない名作だったりするのだ。

なんでかな。
なんでだろ。

何がどう違うのだろうか。
何で心動かされる物事は人それぞれ違うのだろうか。

なんて、思春期の中学生みたいなことをぼんやり思案するのが好きだ。

ああだこうだ言ったが、この本はちゃんと読破するぜ。
今、そう決めた。

で、次の読む本も決めている。
『遠い日の戦争』(吉村昭 著)だ。
吉村先生の作品にハズレなし。
私はそう信じている。

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