小さな不思議

G-SHOCK の時刻合わせをしようと思ったのだが、毎度毎度、必ず手こずるのである。
合わせる手順を全く覚えていないのだ。
毎回、次回のために覚えておこうと緩い決心をするのだが、見事に記憶から抹消されているのは何故なのだろうか。

ネクタイの結び方も然りである。
毎回「ネクタイ 結び方」で検索している。
そして「よし覚えた!」と思い込んではいるのだが、いつも完っ全に忘却の彼方だ。

わかっている。
そもそも覚えようって気がないのだ。
「覚えるぜ!」ってのは、いつもその場限りのポーズなのだ。
何でどうして、私はそんな人間になってしまったのだろうか。

一発で覚えられることもある。
だから、その能力が欠けているわけではないのだろう。
その知識を必要とする機会が著しく少ないからってのは、大きな理由の一つだろう。
多ければ覚えないわけにはいかないわけで、いやしかし、自分でこれ書いてて「何なのこれ?」って思えてきた。

自分の中では、面白い展開になる予定だったのだが、完っ全に着地点を見失ってしまったようだ。

これはあれか。
漫画でいうと、『ドラゴンヘッド』(望月峯太郎著)や『GANTZ』(奥浩哉著)的なロスト感か?
あの、行き当たりばったりの極致的なカタルシス的なアレか。
いや違うか。

ともあれ、オレの G-SHOCK は正しい時間を刻み始めたぜ。
この安心感を現す日本語は多分ない。

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