今そこにあるテクノロジィ

二ヶ月間、無料で使えるっつーことで、Apple musicとやらに登録してみたのです。

片っ端から定額聴き放題ってシステムが、どうにも床屋のオッサンは好きではなく、だってほら、その音楽が持つ尊さとかが低くなっちゃう気がするじゃないですか。
私としては一聴入魂したいので、ダラダラと垂れ流すってのはどうにもねぇ……

なんて眠たいことをほざいていたのですが、登録してみたら感謝感激感動の嵐。

ちょっと聴いてみたかったアーティストの曲とかがズバズバ聴けるし、おまけに「こんな曲好きならこんなんDO?」ってオススメまでしてくれるし、それらがまたかなりの高確率で好みのものばかりで、うわ〜こりゃスゲーわマジで!

と膝を叩きまくっているところなのです。
そしたら、今の気分にドンピシャリミテッドなレコードジャケットがあったので写真に残すことにしたのです。

どうです?

この横尾忠則先輩の狂気に満ちた凄まじいパワフルさ。
こういう圧倒されるものに出会ったとき、私は「これがもしや芸術ってやつなのかしらん……」と遠い目をするのです。

そんなテンションで、先日ゲットした『ブルース飲むバカ歌うバカ』(吾妻光良著)をペラペラ捲っていたら、B•B•キング先生がこんなことを仰っていて「こ、これはっ!」と稲妻が体内を駆け巡ったような気持ちになったのはココだけの秘密です。

『今の時代ってのはテクノロジィ抜きには考えられないわけで、それにムリヤリ抵抗する必要はありません。
何故ならそれは良い物だからですね。
テクノロジィのもたらしてくれる物は何にせよ良い物です。
確かに悪い物もちょっとあるでしょうが、ほとんどは良い物です。』

この言葉も誰が発するかで全然違うものになります。
あのB•B•キング御大が仰っるから、もの凄い「意見」になるのだと言うことを人は忘れてはいけません。
これ、結構忘れがちなんで肝に銘じてます。
常に「お前、身の程をわきまえろよな!」と己に言い聞かせているエブリデイなのであります。
押忍。

そんなわけで、最近はApple musicで よく奇妙礼太郎さんを聴いております。
奇妙礼太郎の音楽から派生する、色々様々な音にも耳を傾け、また新たな音を見つけているわけであります。

あゝ忙し。

股旅。

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