春までに

ちょいと近頃読書をサボり過ぎた。
いつの間にやら魅力的な未読本たちが、こんなにも貯まってしまっていた。
これはいけない。
春までにどうにか全て読破したい所存である。
暇な時間をどう過ごすことが出来るか……
その能力を教養というと誰かが書いていたが、欲しいよね教養。心底。
ヒマだ退屈だと嘆いているときこそチャンスだと思わねば。
やろうぜ読書。

 

テレビや映画は時間が過ぎれば終わる。
それで一応「観たぜ」と言える。
しかし、本はページをめくらないと終わらない。
そして、読み終えたとき我が身の血となり肉となったことを実感出来る。
まぁ出来ない場合も多々あるが、読み切ったという達成感はある。
それが大事だと思う。
やろうぜ読書。

 

しかしまぁ、この写真に収められた未読本たちのラインナップってどうなのよ?
と我ながら思う。
軽薄さとさりげなく利口ぶりたいというしょうもない企みがチラホラ見えてくる。
正直、恥ずかしい。
でも載せた。
載せたらなんだか気持ちが良い。

 

調子良ければ今度の五月には48歳になるであろう小生。
96歳まで生きるのは難しそうなので、多分とっくに折り返し地点は通過したことだろう。
そう考えると、死ぬるまでに読める本は限られてくる。
ナイスチョイスして我が身に染み込ませたい。
側から見たら、全然教養なさそうでも構わない。
読んだという事実が我が身を支えてくれるはずだから。
ルルルラララ。

久しぶりにレコード選曲人

久しぶりに定期的にレコード選曲できることになりそうなのです。
場所は RPG,inc さんが主催する所沢市の下山口にある SAVE AREA の2階 “space forrest”。
ココで、RPG のテルノくんがバーテンダーをやる曜日を設けるそうで、その際のBGMを選曲しませんか?との嬉しい申し出。
それじゃあ是非とも!
と話しが動き出したのでした。
とりあえず毎週水曜日にやるそうで、僕は月一のペースでスピンさせて戴こうかと。
夕方から夜までの間に、ぶらりと現れゆらりと素敵な音楽をさらりと流すっつー粋な感じを目指そうかと。

それで、どんな音楽を流すかはテルノくんからテーマやお題を事前にいただき、それに合わせてレコードを選ぼうかと。
ロック、レゲエ、スカ、ジャズ、エレクトロニカ、etc。
ジャンルではなく、静寂、狂熱、チルアウト、みたいなニュアンステーマでも面白い。
CD、PC、iPod などはなし。
全てレコードのみで一時間半くらいやろうかと。
なんて構想を練っていたら、俄然盛り上がってきたわけです。
水曜日、週のど真ん中ってのがまたいい。
場所も、ちょうどいい塩梅で不便ってのもいい。
DJブースの目の前が土足禁止なのもいい。
ゆらりゆらゆら、ゆるく楽しめれば。
その場にいらした方々も愉しんでいただけたら嬉しいです。
美味いフードも出るらしいので是非!

詳細決まったら、またご報告いたします!

股旅。

adidas campus と 蛭子能収先生 とわたし

ココ数年愛用している adidas campus を新調した。
今回はカラシ色。
実にイイ色だ。
気に入っている。
二十数年前にも履いていたので、これで adidas campus は8足目ぐらいになるか。
三十代の頃は、NIKE のAIR FORCE 1 を愛用していたのだが、四十代に突入して「四十代にしてはチョイスがヤング過ぎないか?それってどうなのよ?」と自問し、campus に再びたどり着いたんだった。
我ながら似合っているなと勝手に思っている。
履き心地も抜群だ。
シルエットもイイ。
それはもう文句なしだ。
新調したものはお出かけ用。
今までお出かけ用だったものを仕事用へとシフトするってのがここ数年の流れだ。
次はモスグリーンを狙っている。
街やネットで見かけたら情報ください。

 

 

しかしどうやら、巷では adidas が随分と流行っているらしい。
先日お出かけした際も、adidas のジャージーパンツをペアで着こなすカップルを幾人も目撃した。
私もネイビーの adidas ジャージを持っているのだが、これはもちろん映画『ミリオンダラー・ベイビー』でのモーガン・フリーマン先輩を多分に意識したもので、流行り廃りがどうこうではないつもりなわけで、ヤングマンに「これ今キテるYOね?」と言われたら気絶してしまいそうだからしばしジャージーは封印しようと思う。

 

 

蛭子能収先生の『私はバカになりたい』を手に入れた。
数ページめくって、これはとんでもない本だぜと鳥肌交じりに感嘆した。
でも、この本が思春期を迎えた息子の本棚にそっと置いてあったら、ちょっとだけ戦慄が走る。
そのセンスを賞賛したい気持ちもあるが、ちょっとどうなのよ?大丈夫かな……と心配もしてしまいそうだ。

 

 

でも、こういう毒が青春時代には必要なはずだ。
毒を以て毒だけじゃなくクスリも制す。
これがイイはずだ。
多分きっとそう思う。

 

 

例によって、この『私はバカになりたい』は全くオススメ出来ない。
かつて三島由紀夫さんはこう言ったらしい。

 

「インドには行くべき時期がある。その時期はインドが決める」

 

これは蛭子能収作品にも当てはまる。

 

 

「蛭子能収作品には読むべき時期がある。その時期は蛭子さんが決める」

 

 

私は蛭子さんに決めてもらったから手に取ったのだ。
そういうことだ。

 

 

さてと。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 高崎哲平 拝

新年明けましておめでとうございます

拝啓、親愛なる皆皆様。
明けましておめでとうございます。

 

思い起こせば旧年中は恥ずかしき事の数々、今はただ反省の日々を過ごしております。

 

はてさて私事ではありますが、今年はめでたくも四回目の年男。

いいことばかりはありゃしないかもですが、そんなときは「そこがいいんじゃない!」の精神で、気を抜いたら ちらりと湧いてくる不安タスティックを猪突猛進よろしく華麗に蹴散らしてやろうと思います。

 

皆皆様方には引き続き 2019年もよろしく御指導御鞭撻くださいますよう、向後万端ひきたって、宜しくお頼み申します。

 

末筆ながら亥年の本年が皆皆様にとってより良き年になりますよう、所沢市三ヶ島より心よりお祈り申し上げます。

 

2019年 元日

 

DOODLIN’ BARBER SHOP 店主
高崎哲平 拝

年の瀬のらりくらり

どうやら2018年最後の日記になりそうだし、何か気の利いたことを書かねばなとさっきから思案しているだが、どうにもウマい文言が浮かばない。
今年一年で心に残った本、映画、音楽は何だったかなと思いを巡らすも、どうにもシリキレトンボ。
いまいち集中出来ないのはナゼだろうナゼかしら。

 

 

「なぜだろうなぜかしら」と云えば、僕が小学校入学したときに買ってもらった本だ
とても面白く読んだことを覚えている。
うちの息子も来春には小学生になるわけで、何か気の利いた本を贈れたらなと思う。

 

 

今日は空き時間に息子とドラえもんを読んだ。
漫画の読み方を教えながらだったのだが、それが何とも不思議でおかしくて心がブクブク泡立った。
そういう自分はいつ漫画の読み方を覚えたのだろうか。
誰かに教えてもらったのかしら。
それとも自分で読めるようになったのか。
自分のことなのにわからないことがいっぱいだなぁと息子と接していると感じることが多い。

 

 

そういえば小学校に入りたての頃に親にねだって「シートン動物記」を買ってもらったんだった。
アライグマが表紙だったと記憶している。
数ページに渡って母にふりがなをしてもらったことも思い出した。
これを多分追体験と云うのだろう。
息子と接することによってそれが生じているのだ。
ありがたい。
埋もれていた記憶が呼び覚まされるのは気持ちのいいものだ。
息子に感謝しなくちゃな。

 

 

話は初めに戻るが、今年グッと来まくったと云うかよく聴いたよね〜ってレコードアルバムをパパパと思いつく順に挙げようと思う。

 

 

『Lullaby』高田漣 かなりヘビロテした。気持ち良し。
『Daisies of the Galaxy』Eels こういう音楽が似合う店にしたい。
『Snow』Angus & Julia Stone 多分これが今年一番かな。大好き。
Gregory Alan Isakov の全アルバム。ハマりにハマった。
『井手健介と母船 』も良かった。本人からレコードが送られて来たのは震えた。

 

 

 

本も結構読んだ。
幸いどれも良かった。
映画も結構観られた。
でも今それらを挙げろと言われたら窮する。
そんな具合だ。

 

 

そうそう。
夏に我が家にネコの すなすけ がやって来たことは大きな出来事だった。
この機会を逃したら、生涯ネコを飼うことはなかったかも……と考えると、ちょっとだけひやっとする。
すなすけ、うちに来てくれてありがとう。

 

 

そうそう。
妻さんがクリスマスプレゼントに革の小銭入れをくれた。
僕がずっと欲しがっていたことを覚えてくれてて、どうもありがとう。
早速大活躍しているよ。

 

 

さてと。
残り三日間も忙しくなりそうだ。
このまま駆け抜けるとしよう。

 

 

それでは股旅。